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映画監督業はなぜ、タダ働きが多いのか? =でも、1人でも多くの観客が作品を観てくれればOKだ。 [映画業界物語]

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映画監督業はなぜ、タダ働きが多いのか? =でも、1人でも多くの観客が作品を観てくれればOKだ。

いろんな作業がある。社員がいないので全て1人でやる。ここしばらくでいうとこんな感じ。

①関係者に資料を送る。これが大量にあり、40人分ほどの住所書き、1人1人に手紙で説明を書いたメモを添付、郵便局に行き、重さを測ってもらい郵送。

②沖縄関係の本を読み、DVDを見る

③FINAL CUT Xの練習

④Facebook&ブログ等で報告記事

⑤Twitterで「明日にかける橋」上映劇場の告知
 「朝日のあたる家」のNetflix配信の宣伝

⑥ある映像の再編集。素材確認。スタジオに持ち込み作業。工場へ

⑦沖縄戦の取材データ整理。コピー作り。

朝、起きて深夜まで、以上の作業で終わってしまう。⑥番は終了。現在、工場で作業が進む。①番とかは社員、或いはスタッフがいれば任せるのだが、給与やバイト料を払う余裕がないので自分でやる。

それでなくても、映像業はお金の出ない作業がどうしても出てくる。本当は払わなければならないが、それができない場合は誰かに頼まずに、僕がタダ働きするしかない。そのために何日も作業する。嫌というのではない。

もし、働いた分だけ賃金が欲しければアルバイトをするなり、社員になればいいのだ。そもそも、自作の宣伝も本来、監督がするのは公開前に取材を受け、公開時の舞台挨拶まで。東京公開から5ヶ月。今も毎日ネットで宣伝している。それに関して何ら賃金はない。自ら進んでやっている。予告編も20種ほど作ったが、ギャラはもらっていない。

自分が関わった作品を少しでもよくしたい。多くの人に見てもらいたい。そんな思いだけでやっている。配給会社も安い費用で頑張ってくれているのだから、僕も頑張らねば!という思いである。それで1人でも多くの人が映画の存在を知り、映画館へ行ってくれれば。ネット配信で見てくれれば、こんな嬉しいことはない。


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