メイキング編集中(19) ついに25分の尺になる!間も無く編集終了? [7月ー2018]
配信される枠は30分なので、25分というのが決まり。その尺まで昨日の内に来た。あとは細かな直しだ。が、まあ、25分とは思えない中身の濃さ!自分でいうのも何だが、2週間の撮影の全てを25分に入れ込んだ。これが「楽な編集」コースを選べば1週間でできる(面白そうな日だけを選んで、そこからのみ編集する)のに、1ヶ月かけて全素材から選んだ。
もちろん、素材がダメで全く使えない日もあるし、番組の主人公が出ていない日からは使わない。が、それでも当初3時間。そこからどう繋いでも、どう加工しても、ブレブレ、ピンボケを修正できないものはボツにする。ここで2時間に縮む。さらにドキュメンタリーとして、面白くないもの。さほど興味を引かないエピソードを抜く。そのエピソードだけ見れば面白いが全体を通してみたときにスピードを失うものもボツ。これで30分になる。
それらシーンもすでに何時間もかけて編集、加工したもの。惜しい気がするが、カットすることで作品のクオリティが上がる。こうして、最後の5分をカットして(1分の映像を一気にカットはできない。10秒。2秒。4コマという単位で抜く)ついに25分だ。ここからはテロップ等を入れる。すでにいくつかは入れているが、フォントを揃える。今回は角ゴシック。サイズも全て同じにする。
俳優、実行委員、スタッフの名前を間違わないように、シナリオのスタッフ表で確認。仮の音楽も入れてみる。あと、ブローアップ。スチール化。ブレブレの画面をより見やすくする。あとは全体を通して見て、流れや盛り上がりを確認。退屈せずに見れるか? 興味を引くか? チェックする。ドキュメンタリーは真面目で、ダラダラしているものが多いが、やはり見易さ、面白さというのは大切。
本日中に最後まで行きそうだ。あとは担当スタッフに整音をしてもらう。僕はナレーション原稿書き。また、編集されたものを映っている俳優の事務所に見せて確認してもらう。まだまだ、作業は続くが、一番の難関。ブレブレ、ボケボケ素材の編集は間もなく終了だ。
結局、25分の内、半分のエピソードはメイキング素材を使わずに作った。撮影中に僕が撮ったスチール写真。そして新たに撮影した舞台挨拶やインタビュー映像。それでも半分近くをあの素材を加工して使用している。さて、どんな上がりになるのか?
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