明日にかける橋ー合成素材待ち!あと2歩で完成! [3月−2018]
最終MAが終了。音と音楽が入ったデータを編集室に持ち込み、再編集した映像と合わせる。あと、ここに合成したカットを入れ込めば本当に完成。それが映画館で上映される。
が、合成素材を入れる前に音楽に合わせて、何カ所か編集。音楽は映像に合わせて制作してくれているのだが、音楽の進行と編集をより合わせるために、音楽を優先して編集を直すことがある。音楽は単なるバック・グラウンド・ミュージックではない。映像とのかけ算で2倍、3倍面白くなる。
この「明日にかける橋」で5作目の監督作。映画が公開されると必ず映画館にこっそりと行き、お客の反応を確かめる。笑うシーンで、お客は笑うか? 泣けるシーンでお客はちゃんと泣いているか? 演出や演技が受け入れられいるか? 見に行く。
試写会だけでなく、公開してから数日後。中日。最終日近く。これまでの作品は全て、多くの観客が涙して観ていた。もちろん「どこが泣けるの?」と全く感動してもらえない人も少しはいたが、半分以上の観客が涙を吹きながらスクリーンを見つめ、鼻をすする音が聞こえる。
しかし、泣ける映画を作るのは本当に大変。それが前作「向日葵の丘」まで4作共に多くの観客が涙してくれた。今回は5作目、もうダメか?と思ったが、昨年末の完成披露試写会でも多くの人が感動し涙していた。そして、最終MAでのプレビューを観て、今回も感動溢れる作品になっていること。確信した。
東京は先行公開。6月30日(土)から有楽町スバル座で。全国は秋頃から公開。お楽しみに!
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