SSブログ

明日にかける橋ー編集日記 編集作業の必要アイテム? [「明日」編集]

22555585_1661087497298881_924520776486202062_o.jpg

先日のパンフレット会議は必要だったが、そこで「トーキングモード」に切り替わってしまったことで、「編集モード」に戻れないでいた。シナリオを書くときも、編集するときも同じなのだが、「やるぞ!」という気持ちはあるが、それだけではダメ。物語の世界に入り込むことが必要。そのためにいろいろ方法がある。

コーヒーを飲む。カフェインで神経が高ぶるからだろう。昔はタバコを吸うというのもあったが、自主映画時代はフィルムを使っていたので、燃えるといけない。編集時はタバコは吸わない。ガムを噛む。これも集中力を高める。噛むことで脳に刺激を与えるらだ。映画のイメージに近い映画音楽を聞く。これも効果的。ジムでトレーニングするときに「ロッキー」のテーマを聞くようなもの。

あと、お菓子をかじるというのもあるが、今回もいろいろ試してみるが、なかなか作業がスタートしない。「早くやらなければ」「前に進めなければ」「上映会に間に合わないと大変だ」と気持ちばかりが焦る。そんなときは「今日はもういい!」と開き直り、以前に作業したパートの直しとか、これから編集する素材を見たりする。すると、いつの間にか次のパートの編集をしていることに気付く。

「編集モード」が切れたときだけでなく、難しいシーンの編集のときも手が止まる。見せ場のシーンや主人公が苦悩するシーンは編集する方も力を入れねばならない。登場人物と同じように苦しまないと編集はできない。そのためにはかなりの気力と体力がいる。作業がかなり盛り上がっていないと立ち向かえない。シナリオを書くときも同じだが、その辺が編集が単なる映像を繋ぐ作業と違うところなのだ。

主人公が悩むところは一緒に悩み、苦しみ、葛藤してこそ、その思いが映像に溢れるのである。それを「お仕事」で繋いではやはり「思い」が観客には伝わらないのだ。


小.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。