「明日にかける橋」に出演頂いた宝田明さんの舞台。 [9月ー2017]
東京日本橋にある三越劇場で「宝田明物語」公演。ご招待頂き拝見した。前半は宝田さんの幼少から俳優になり「ゴジラ」出演までの半生を描いた朗読劇。後半は歌と踊りのコンサート。ザッツ・エンタテイメント。宝田さんは主演映画の主題歌を歌う他、ミュージカルでも活躍されているのだ。
今回は特に前半の半生の朗読的が心に残った。満州で子供時代を過ごして終戦。死ぬような思いをして鉄道を乗り継ぎ、歩き、日本に戻ってくるまでを描く。これが戦争。その為の犠牲があまりにも大きい。
その体験を伝えたいという思いが、今回の「明日にかける橋」出演を承諾してくれたことを改めて感じる。宝田さん演じる建設会社の社長は戦中体験があり、なぜ、愚かな戦争が起きたか?を話すシーンがある。
本当に戦争を経験した俳優さんに演じてもらいたくて宝田さんにお願いした。それが北の丸ロケである。あの日の撮影を思い出す。やはり経験者の言葉は重く、胸に突き刺さった。
2017-10-05 10:13
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