明日にかける橋ー日記 撮影3日目⑤・明日橋で夕飯! [「明日」撮影]
喫茶店の撮影は慌ただしかったが、予定していたカットを全て撮影。その上、時間経過の新聞まで撮影した。この日は時間制約があり、いくつものシーンを撮り切らないといけないので、バタバタ。亜湖さんにご挨拶することもできず(彼女の撮影が終わると駅にお送り。僕は店内で撮影を続ける)失礼してしまったり。と本当にバタバタ。
移動して明日橋(本当の名前は潜り橋)で夕飯を食べる。朝撮影したのは「朝」のシーン。これから撮影するのは「夜」のシーン。朝は朝。夜は夜撮影する。そのために行ったり来たりせねばならない。特にこの日はそんなことが多い。
確認すると「本屋」「明日橋」「海」「喫茶店」「橋」と1日に5カ所もロケする。本来ならなるべく1−2カ所でじっくり撮影するのだが、予算、時間、スケジュールの関係で今回はこんな撮影日程になっている。
通常、こんな形になるとクオリティを上げるどころではなく、予定を消化して、撮り残しを出さないということが目標になりがち。だが、それではダメだ。時間がなく、バタバタでも、クオリティの高いドラマを撮ることが大事である。
十分な製作費があり、時間があり、余裕があるーそんな現場ならいいものが撮れるか?というと、そうとは限らない。アメリカン・ニューシネマは低予算だが名作がたくさんある。ATG映画だって同じ。ハリウッド・メジャーの超大作は駄作がいっぱいある。厳しい状況でも名作は生まれる。今回はそんな戦いだ。このあとナイター(夜間撮影)に挑む。
2017-09-05 07:37
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