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有名俳優共演の映画「明日にかける橋」を製作するのは大企業ではなく、フツーの主婦たち? 感動的なその理由を紹介 [7月ー2017]

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明日にかける橋」を製作するのは映画会社ではなく、主婦の皆さん?

通常の映画は大企業や映画会社。或はテレビ局などが出資して製作される。が、僕が今回監督する「明日にー」はその種の映画ではない。市民が協賛金を個人や企業に御願いしてまわり、製作費を集めて作る映画である。

映画を作ることで町の魅力を発信。県外の人たちに町を知ってもらうことができる。或は地元魅力の再発見をする機会。自分たちの古里の良さは当たり前になり分からないことが多い。でも、映画になるとそれが再確認できる。

さらに、映画は100年残るメディア。地元貴重な映像記録ともなる。10年後、30年後に見れば町がどのように変わったか? あの頃の古里はどうだったか?を確認することができる。今は亡き親戚のオジさんや近所のオバさんたちの姿をスクリーンで確認することもできる。そんなふうに地元で映画を作るメリットは多い。

だが、映画は作りは大変。多くの町が映画会社にロケ誘致をするが、名もなき町で撮影をする映画はまずない。そこで立ち合ったのが遠州の人たち。メンバーのほとんどは主婦の方々(もちろん男性の方もいます)。自分たちの古里を映画で全国に発信。同時に子供たちにがんばって何かをすることの大切さを伝えるというテーマもあると聞く。

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そんな主婦の皆さん。遠州ー静岡県の袋井市、磐田市、森町から集まり、今回の「明日にかける橋」をプロデュース。僕が監督させてもらうこととなった。が、映画の製作費はどんな小品でもかなりなもの。メンバーの皆さんは今も協賛金集めに奔走されている。が、市民の中には市役所がお金を出して製作する映画だと思っている方。企業映画がわが町で撮影すると思っている人も多いようだ。

だから「映画を作るんです」と言うと「上映されたら観に行きまーす!」と答えられることもあるという。上映どころか協賛金を集めている段階なのだ。或は「不況なので寄付はできませ〜ん」と言われることもある。人それぞれに大変で、余裕のない人もいるだろう。寄付集めは本当に大変だ。けど、メンバーの方はこういう。

「1人から100万出してほしいと思ってない。1人が1万でも1000人が寄付してくれれば1000万だ。大手企業がドカンと出したら市民映画でなくなる。みんなの力で映画を作ることで、みんなが映画に興味を持ち、古里の魅力を再確認する機会を持てる。それが大事なんです」

本当に凄い。自分たちの収入は1円も取らない。全員がボランティア。集めた額でスタッフを雇い、未来のため、子供たちのため、そして町の魅力を全国に伝えるために映画を作る。本当に頭が下がる。素晴らしい主婦の皆さんだ。

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これは単に遠州の映画というだけではなく、日本中の主婦が励まされる事件である。やはり女性の時代。大手企業や映画会社が出資していないのに、古里のため、町のために有名俳優が豪華共演する市民映画を主婦たちが作っているのである。

彼女たちの情熱に打たれてまず、僕が監督を引き受けた。通常以下のギャランティンでやらせてもらう。次にスタッフが手を上げる。そして何人もの有名俳優たちも次々に出演をOK。「遠州の主婦たちを応援したい!」その思いで多くのプロが集まり、商業映画に負けない豪華な配役となったのだ。

しかし、製作費はまだまだ集める必要はある。映画は撮影だけでなく、編集、仕上げ、宣伝、公開とお金がかかることだらけだ。メンバーの方々は仕事の合間に協賛金集めをしている。仕事を休んで映画スタッフの仕事を手伝う方もいる。本当に凄い方ばかり。もし、そんなメンバーを応援したい、支援したいという方がいたら、ぜひ、以下のHPを見てほしい。協賛金の振込先も分かるし、ボランティア・スタッフ。エキストラも募集している。

お金のためではなく、名誉のためでもなく、古里のため、子供たちのため、未来のための映画作り。本当に素晴らしい。主婦の皆さんの熱い思いに応えられるように素晴らしい映画にしたいと思っている。応援よろしく!

HPはこちら=>http://ffc2017.main.jp


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